阪神大震災が発生してから16年になる。
あの日、私は東京に住んでいて、 朝早く、ラジオを聞きながら出掛ける準備をしていた。 地震速報が流れる、揺れたのは神戸。震度5とか6とかはっきりしない。 えっなんで神戸で? 不安な胸騒ぎを感じながら家を出た。
仕事帰りに寄った銭湯のテレビで、 はじめて変わり果てた神戸の映像を見る。 あまりにもの凄まじさ、 私のいる暖かな銭湯とテレビの画像のあまりにものギャップに ただ、戸惑うばかりだった。