玉川上水の柵に
「タヌキ、アライグマの調査中」
と書いた札が数カ所にかかっていた。
タヌキは娘が見たことがあると言っていたが、
アライグマもいるのかな。
アライグマなど外来種が野生化してして困るという話はよく聞く。
先月訪れた瀬戸内海の塩飽本島では
ヌートリアというねずみを大きくしたような動物が増えて、
困っているようだ。
もともと本島にはいなくて、他で野生化したものが泳いで渡って来たらしい。
私がヌートリアを目撃した時は、足音に驚いて少し跳ね、
ため池を上手に早くバシャバシャと泳ぎ繁みに消えた。
ビーバーか?
と思ったがいるわけなく、
カワウソじゃないかと一人ワクワクした。
島の方に聞いてみると
「それはヌートリアだよ」と教えてくれた。
畑の作物を荒らすそうで不人気だ。
家に帰って動物図鑑をみてみると
カピバラと同じページに載っていた。
カピバラとネズミをたして2で割ったような姿。
南アメリカ南部の動物だそうだ。