津久見 ライム ノート ⑨

イルカ島のフレスコ画 ⑧

サイトスペシフィック アートという言葉があるようだ。
特定の場所の為に制作された美術作品や経過をさす言葉らしい。

津久見の石灰を使って津久見でフレスコ画を制作するというプロジェクトそのものがサイトスペシフィック アートだと思う。
7年程前から当地で夏のフレスコ画教室をやらせて頂いています。
いつか市民の方々が油絵や水彩画を描くように、地場の材料を使ってフレスコ画を描くようになればイイなと思っています。
まだ進行形のプロジェクト。
その途中段階として壁画を描かせて頂いた事はとても嬉しい事でした。
( ただ、私にそれを十分生かす事の出来る絵が描けるかとても不安でした。)
イルカ島での1週間の制作期間は私にとって、フレスコ画制作にドップリ集中出来た充実した日々でした。
フレスコ画という技法を使って絵を描いていても、
フレスコ壁画を制作する機会にはなかなかめぐり会えない。
また地場のとても描きやすい材料、環境で制作する機会を与えて下さった大分県石灰工業会さんにとても感謝しています。

枠の貝殻模様は、市長さんや協力して下さった方々が描くのに参加して下さいました。

午後のひと時、後ろを振り返るとお散歩中のペンギンさんが!

カワウソさんも!

ショー タイムにはイルカジャンプも!

素晴らしい環境でした。

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