津久見 ライム ノート②

イルカ島のフレスコ画②

来週からいよいよフレスコ画の制作です。

今、私は東京にいて津久見に入る準備をしている。

下絵を見ながら、一日一日の描く部分と作業の進め方を考える。
フレスコ画は下地に塗った石灰モルタルが乾ききる前に描きあげるのが特徴の技法だ。
そのため大きな作品は、一日に描く部分だけ石灰モルタルの下地を塗り
その日のうちに描きあげる。
まるでパズルのように作品を仕上げて行くのだ。
作業を進めやすいように原寸大の下絵も作った。

今日は宅急便で道具や材料を送った。
なんだか舞台発表会の前のようにドキドキしています。

心強いのは、津久見は石灰の産地で
フレスコ画の下地に使う石灰モルタルの材料が現地にある事と石灰のスペシャリストの方々が協力してくださる事です。

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